備前焼窯元『金重利陶苑』のonline shopです。

金重利陶苑は、備前焼窯元六姓のうちの一つ、金重家の総本家窯元です。江戸時代には、岡山藩藩主・池田光政より備前焼の御細工人に任命され、代々、将軍家への献上物や諸大名への贈物等、数多くの銘品を世に送り出してきました。私たちはこの古い歴史と伝統を今に受け継ぎ、備前焼の魅力を伝え続けていきます。

・備前焼の歴史
永い伝統を誇る備前焼は、日本六古窯の一つとして須恵器の系統をひいて発達してきた焼き物で、約一千年もの間備前市伊部の地で焼き継がれてきました。

・備前焼の特徴
備前焼の最大の特徴は、無釉薬焼き締めによる土本来の焼き肌の美しさにあります。土作りから始まり、良質の陶土で一点ずつ成形し、乾燥させたのち、絵付けもせず釉薬も使わずに焼き上げます。そのため、土と炎が一体となって作り出す窯変は、胡麻・桟切り・緋襷などの様々な変化に富んでいます。それぞれが唯一無二・千変万化のものとなり、純日本風な「侘」「寂」のある趣深い味わいに仕上がります。釉薬を使わない自然な焼き肌のため、長く使っていただくことで艶が増し、手触りも良くなっていきます。



「金重利陶苑」
〒705-0001　岡山県備前市伊部873
tel　0869-64-2054
fax　0869-63-4298
e-mail　info@kaneshigeritouen.com
営業時間　9:00～17:00　不定休